トルコで絶対タクシーに乗らない‼︎


 

 

大きなジャズコンサートのため、サラエボまでの旅。

トルコで、15時間待ち。空港の外にホテルをとりました。入国審査では、何も聞かれず、スタンプをポンっと押されあっさり入国。あら、私、入国審査通ったっけ。と思うほど。

事前にトルコの情報を調べていたら、夜中に着く便では、空港からのタクシーは絶対乗らないで下さい。ぼったくられたり、人身売買もザラです。必ず、明るくなるのを待ってから、行動してください。と。

私は、トルコでタクシーに絶対乗らない!と決めていました。
夜中の到着だから、空港に人が少なかったら、ヤダな。と思っていましたが、ゲートをでたら、すごい人で賑わっていました。そして、気づきました。トルコ人の男性は皆んなカッコイイ!!とても優しい目をしているけど、とってもキレがあり、クールな立ち居振る舞い。すごく、いや、とってもタイプでした。笑

あー、なんか良かった!
ホテル行きのシャトルバスの時刻表ももってるし。準備は完璧!

乗り場を探そうと、あたりにいた優しそうなおじさま達に乗り場を尋ねると、予想外の答えが。

-シャトルバスなんて朝にならないと来ないよ。タクシーに乗れ

-え!でも、私、バスのスケジュール持ってる。あと30分でバスが来るの知ってるから、乗る場所を教えて

-(私の言い分は、完璧無視)そんなの来ないよ。お前、朝までバス待ってるつもりか?なんてバカなんだ。呆れたヤツだぜ。という表情で、タクシーが早いのに!と。

また、別の方に尋ねると、シャトルバスは、あと2時間来ない。とか、3時間来ない。とか。そして、結果、タクシーに乗れ。と。

 

あー!みんな、タクシー、タクシー…。
そして、気付きました!ここにいる人たちは、みんなグルで、私をタクシーに乗せるつもりだ!誰に聞いても無駄なんだと。

絶対、タクシーなんか乗らないぞ!と、いう気持ちに拍車がかかります。

私は、空港の建物から出て、やっと、まともな人にシャトルの乗り場を教えてもらい、無事、ホテルにたどり着きました。

 

 

そして、帰り道、また、トルコで乗り継ぎ。今回は、ちゃんとシャトルバスに乗れホテルに着きました。
が、また、トラブル発生。予約していた部屋がトラブルで使えず、同じ系列の別のホテルに回される事に…。支配人のような方が、丁重に理由をお話し下さいました。本当に申し訳ありません。と。

空港からの移動など含め、私がホテルに滞在できる時間は、計、5時間です。この時点で、移動により滞在時間が減る事に不満を抱えていました。
私は、移動距離が短い事と、空港までの移動費をホテル側が持ってくれる事を条件に、別のホテルへ移動する事にしました。
しばらくして、移動先のホテルから、運転手の方が乗用車でお迎えに来て下さいました。

しょうがない。丁重に扱ってくれてるから、我慢しなきゃ。
ですが、道路は大渋滞…。どんどん、私の滞在時間が減っています。しかも、全然、近くないじゃん…。嘘ばっかり!これ、ホントに、帰りのタクシー代、払ってくれるのかね…信用なりません。黙って相手のペースに従っていては、このまま、タクシー代の件はスルーされかねません。
私の不満は、どんどん膨れ上がっていました。

やっと、ホテルに到着すると、私の様子を察してくれた運転手さんは、ささっと、私の荷物を運び、あたりにいる従業員の方々と協力して素早く私をホテルに入れて下さいました。そして、フロントへ行くと、、、

一気に空気が代わり…クリスマスツリーが素敵に飾られた明るく、暖かいエントランス…。
例のカッコいいトルコ人の若いお兄さんが、その高級ホテルに見合う、少し気取った感じでゆっくりと手続きをしました。
普段なら、その雰囲気を楽しむところですが、何しろ滞在時間を減らされ、切羽詰まっている私は、その優雅な雰囲気と、私の気持ちのズレに、イライラ…。そして、1番、気になっていた、空港までの移動の件を確認しました。タクシー代持って下さるんですよね。と。
すると、かっこいいトルコのお兄さんは、また、少し気取った感じで、
「あなたは、2つ選択肢があります。タクシーを呼ぶか、地下鉄か。無料サービスは、ありません。」

と、その瞬間、今までの不満がピークに達して、

「なんで、そっちの都合で、こんなところまで連れて来られて、シャトルバスに乗れない上、私が、タクシー代まで払わないといけないの!!」

と、普段はゆったりの私の中では、かなりの勢いで、怒鳴ったと思います。受付の方、
全員引いてました。(^_^;)
すると、少し年配の貫禄ある方が出てきて、
ここは、オレに任せろ、と言った感じで、私に、当初の条件通り、タクシーを呼びホテル側が支払ってくれる事を話してくれました。
話しの分かる方がいて、安心しました。Ok!!! 交渉成立!と、気分が晴れ晴れしました。

それから、皆さんのフレンドリーなこと!
何かあったらすぐにフロントに知らせてね。と、行動もすばやく、えらい、協力的です。部屋まで荷物を運んでくれた方は、日本の良さを語ってくださり…。ドアを開けると、私にはもったいないくらいの、素敵なお部屋!滞在時間は随分減ったものの、疲れがとれ、すっかり癒されました。
さあ!これから、12時間のフライトです。
体力を蓄え、気分よく、フロントへ。

ちょっと気が引けながらも、タクシーを…。と、私が言う前に、私を見かけた従業員の方全員が確認し合うように
あ!タクシー呼んで!
と、手配してくださりました。
WOW!!!! Very short stay!!!!
と、ちょっと、冷やかされつつ…

ホテルの暖かさとは正反対に、扉を開けると、凍えそうなくらい寒い外に待機しているタクシーに、荷物を積みこんでくださった従業員の方。タクシー運転手に、タクシー代を支払ってくださり、領収書を書いていました。

結局、私は、トルコに来て、絶対乗らない‼︎て、決めてたタクシーに、勢いよく乗りこみ、暖かいホテルを後にしました。ネット情報と、トルコ初日のおじさま達の行動から、タクシーには、かなり警戒していましたが、普通に、いい運転手さんでした。この方が、一生懸命仕事をこなしている様子を見ていると、私は、何故、あんな頑なにタクシーを避けていたか、今となっては、もう、良くわかりません。

それから、最初は、自分が、ホテルの方々に、すごく怒ってしまった事、少し後悔したけど、あ、トルコって、これくらいでちょうどいいんだ。と、感覚の違いを実感した出来事でもありました。^_^